鍵
イグニッションスイッチはステアリングロックやシフトロックとも協力している事がほとんどである。
近頃のものは俗に左右対称形で、中にはブレード部の両端に歯があるのではなく、ブレードの面に溝を彫ってあるものもある。
バレーキーは運転席のドアを開けることとエンジンの始動しかできず、一時的に他人に車を任せる際に使う。
暗号が一致すれば、自動車を起動可能な。
メルセデス・ベンツでは金属片を鍵とする事を止め、符号化された赤外線ビームで車載コンピュータと通信する事で鍵の役目を果たすようにした。
これはエンジンの始動もスイッチ操作のみで行え、機械的な鍵を必要としない。
近頃ではイモビライザーを内蔵した自動車も増えている。
ランドローバーやフォルクスワーゲンではスイッチブレードと呼ばれる鍵を採用しており、キーレスエントリー装置のボタンを押すと鍵のブレード部分が飛び出すようになっている。
また、リモコンでドアを開錠/施錠するキーレスエントリーシステムが一般化しており、なおは鍵を携帯した状況で自動車に近づいただけで開錠されるハンズフリー方式のスマートエントリーシステムもある。
車種によっては「バレーパーキング」（英語版）で係員に預ける「バレーキー」という補助鍵も付属する。
一部のハイテクな自動車の鍵は、窃盗防止成果があると広告されている。
高性能車のバレーキーには、駐車場周辺の移動に必須な程度にまでエンジンの出力を押し止める性能を持つものもある[2]。ただしそのような鍵はとても高価で、失くした事例に再発行してもらうには400USドルもかかる。
自動車の鍵は、乗降用や荷物用のドア、トランクリッド、グローブボックスなどの小物入れ、給油口の蓋、オープンカーのパーキングブレーキレバーなどの施錠/解錠と、イグニッションスイッチ（アクセサリーや主電源）の入/切、スターターモーターへの通電、荷室用パワーウインドウの操作などに使われてきた。
